各国のリサイクル事情をご紹介します

リサイクル活動、海外ではどうしているの?

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国をあげての取り組み

すべて有料

環境先進国であるデンマークは、実はすべてのゴミ収集が有料で行われています。少し意外ですよね。これはゴミの排出量を減らすための国の政策だそうです。ちなみに、日本ではゴミの収集に国民一人当たり年間3万円かかっており、その多くは税金でまかなわれています。
料金は収集頻度と1回あたりのゴミの量によって変動します。普通の家庭だと1万円~1万5,000円がボリュームゾーンだそう。
また、少しでも廃棄物を減らすために、紙コップや紙皿、プラスチック製のナイフ・フォークなどの使い捨てを前提とした商品には、小売価格の33%もの税金がかかります。輸入にも制限があり、飲料容器は再利用できるリターナブルビンのみが許可されています。

税金リサイクルセンター

デンマークにはもう一つ大きな政策があります。地域にあるリサイクルセンター制度です。この制度のポイントはセンターが税金で運用されている点です。国民は固定費として運用費を先払いしているため、積極的に活用しないと損をしてしまいます。この仕組みはゴミの不法投棄も防止しつつ、国民のリサイクル活動を促しているのです。
なお、デンマークの分別は「資源物」「可燃ごみ」「埋立ごみ」「危険物」の4種類があります。「資源物」は紙類、金属、ガラス、プラスチックなどで、「埋立ごみ」は石膏ボード、陶磁器など。一般の家庭では「家庭ごみ」「缶・びん・ペットボトル類」「紙類・プラスチック製容器類」を分けて出しているそうです。こうした細かい分離でも、きちんと実行されているのがさすが環境先進国デンマークです。